叔父の訃報

5月30日(木) 父の弟K叔父が亡くなった。享年74歳。

6月1日(土)妹からメールがあり、叔父の家に来たけれど、出ないとの報告があり、鍵の場所を伝えて開けさせたところ、倒れている叔父を見つけた。

連絡を受けた時、ちょうど父の施設へ届け物があり立ち寄る予定だったが、早々に引き上げ、父に叔父の事を伝えるのはまだ早いと思い、急いで妹のいる叔父の家へ向かった。

K叔父とは、父の兄弟で一番年上のY叔父も含めて先日会ったばかりである。

ここのところ、食事が喉を通らないことや、喉が渇いてしょうがないと言っていたのだが、熱中症が原因だったのだろうか。

とにかく、一人暮らしの叔父が亡くなったため、妹が連絡した警察が来て、聴取を受け、これまでの様子を伝えた。

妹は久しぶりに叔父に会って話ができると思っていたところに、会えず、非常に残念がっていたが、新幹線の時間があるため先に帰らせた。

rokuさんにも連絡し、来てもらうことにした。一緒に警察と話を終えた後、Y叔父の店へ向かい、細かい状況を伝えた。

6月2日(日)葬儀社へ連絡、状況を伝え、警察から連絡が来たら連絡することを伝えた。

6月3日(月)叔父は一人暮らしだったので、警察署で事件性がないか調査が行われ、発見後3日目にようやく「事件性はありませんでした」との連絡が来たので、葬儀社へ引き取り依頼の連絡。

葬儀社について、以前叔父から「何かあったらここに連絡してくれればいいから、お金はもう払っているから、その中でやって貰えばいい」と言っていたが、葬儀社に確認すると違っていた。

叔父のプランは、100万円のものなら、30%割引しますよ、と言った割引が受けられるプランだそうで、叔父の認識と実際の仕様が異なり叔父の言う「人は呼ばなくていいから、お金もかけないで欲しい」をどう実現するか、悩んだ。

6月4日(火)前日月曜日の出社時に、会社の上司に事情を説明していたので、休みを取る事ができた。朝イチで、警察に行き、指定の時間まで待って、叔父の貴重品を受け取る。その後、別の場所にある指定の病院へ死亡診断書を受け取りに行った。
午後2時からは、Y叔父と葬儀社へ集合し、打ち合わせをして概算見積100万円相当を受け取った。
今回はお別れ会と称して、1日で式と火葬まで。お坊さんは呼ばず開催する事とした。
ご香典、供花もなし。お返しの準備もなし。かわりに、いつ誰が訪ねてきてもいいように、葬儀までの毎日、お手入れをしてもらう費用、湯灌をする費用、当日着せる着物を一番上のランクに。
代わりに骨壷は日本製ではなくてもよしとし、棺桶も一番お手頃な桐に。
この会館は、祖母の時にも利用した会館で、支払いは当日一括現金とのこと。
Y叔父に相談して葬儀の費用を折半してもらう事とした。

6月5日(水)K叔父の携帯docomoで解約。ついでに、自宅のWi-Fi引き上げ工事日程の調整。宮益坂のdocomoショップはいつも親切で助かる。

携帯本体の残債が8万ちょっと、どんだけいい携帯を持っていたんだ!という気持ちは置いておいて、とりあえず、後日請求書で内容を確認してから支払う事とした。

6月9日(日)父の喪服を買いに、朝イチでイオンへ。予算を伝えたら、女性の店員さんが丁寧に選んでくれて大変助かった。一回り小さくなった父と試着室で何着か腕を通して見た目がスッキリ見えるものを購入。
午後は自分のための時間にあてた。体のメンテナンスと心のメンテナンスの日。

6月10日(月)父より、ベルトがない!との連絡がありで、急遽ダイソーで見繕う。ベルトがまさか百均で売っているとは驚き。とりあえず、間に合わせだからこれでよし。
精進落としの食事の数を葬儀社へ最終連絡する。

6月11日(火)葬儀。
朝父の施設に寄って、予約していたタクシーで向かう。運転手さんが途中道を間違え、途中で父が以前の記憶を頼りにアドバイス。間に合うか心配しつつ無事会場到着。

東葛会堂

一番上のY叔父も久しぶりに会う父といろいろと話せて嬉しそうだけど、先に弟が亡くなり、二人してがっかりした様子だった。
早めについた叔父、父、私、rokuさんの4人で本日の流れを確認、支払いもその場で済ました。

少し遅れて、妹一家も順次到着。今回は妹夫婦と、長男18歳、長女20歳、次女5歳が参加。朝5時から起きてきてくれたとのこと、ありがたい。

湯灌のあとの装束を着せるところから家族も手伝い、お寺は天台宗だと伝えたので、天台宗に沿った旅支度をさせる事となった。
亡くなって、すぐは警察の方で預かっていて、ドライアイスが使えなかった事、その後移送の許可が下りてから、契約後、毎日のお手入れが良かったのか、最後は良いお顔だった。
旅支度を整えた後、桐の棺桶に入れ、周りに飾っていたお花を中へ入れる。

霊柩車のあとに、タクシー2台で移動。利根川が見える、大きくて新しい斎場で、待ち時間に、食事(精進落とし)をした。
食後の清算は、飲み物代だけだったので、拍子抜けした。なるほど、すでに会館の支払い時に食事代は含まれていたのか。

ウイングホール柏斎場

帰りは、お骨を受け取り、再びタクシーで移動を開始。一番上の叔父の最寄り駅まで向かうところ、運転手さんが「実は会社には了解を得ていたのですが、本日祖母の葬儀が6時からありまして、最後までお乗せする事ができません、駅に着いたら、他のタクシーに乗り換えていただいていいでしょうか」とのことで、こんな体験は初めてだが、叔父の家の最寄駅でタクシーを乗り換えて帰宅の途に。
父の夕食の時間には間に合わなかったが、途中で施設へ連絡を入れたところ取り置きしてくださっているとのことで感謝。父も長い1日に大変疲れていて、施設へ入っていく後ろ姿を見送った。

6月12日(水)仕事の合間に、rokuさんと手分けして、あちこち電話をかけ、次の手配。
銀行へ連絡
 相続担当の方より、平日9時から5時までの間に相続人本人から直接電話(要)
 本人が電話できない場合、成年後見人から電話。
 本当に相続しますかの確認、手続き書類の送付先、印鑑証明要。
お寺へ連絡 四十九日の手配と戒名の手配
 12時前に電話したら1時前に電話してくれとのこと。
 四十九日日程の確定
 お布施は戒名と四十九日法要を合わせて30万円を用意すること。
 祖父と祖母の戒名を連絡 お墓の場所を書いたものを FAXか郵送で送ること。
年金事務所へ連絡
 直近の分は振り込まれる(止められない)、それ以降が止められる。
土地の売買契約途中だった業者への連絡など。
東京電力へ連絡&請求先をうちへ変更
ガス会社へ連絡&解約
水道会社へ連絡&請求先をうちへ変更

6月13日(木)
お寺さんへ連絡し、FAX番号を確認、FAX送信。
四十九日(6月23日・日)11時〜の参列者の確認
御斎の御膳料を用意五千円
お墓に名前を彫る費用については未確認

6月15日(土)
AM 父の喪服を受け取り&クリーニングへ。
PM2時 rokuさんと二人で、弁護士事務所へ。相続の件いろいろ相談。
引き受けていただく約束をして、少し気持ちが落ち着いた。
郵便局で叔父の郵便物転送依頼を出す。

それにしても、叔父から預かった保険について、変な保険だったなぁ。弁護士さん曰く、「騙されていたんじゃないでしょうか」とのこと。私も、叔父から聞いていた話と、実際の契約が違う事が度々あると、やはりいろいろと騙されていたんだなぁ。と改めて考えさせられた。

今回の経験を活かして、自分のことも準備してみたいと思う。

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