小学生部茶道体験の日

7/27(土)
12:45 受付
13:00 開会
15:00 閉会

準備は午前9時からでした。当日は台風予報もあり、一時はどうなることかと心配しましたが、好天に恵まれ、風は強かったものの、お天気は晴れ。

夏の着物は持っていないのと、洋服でもいいですよとのお言葉に甘えて、今回も洋服で参加しました。

白い靴下、ふくさを挟むベルトは用意しましたが、それ以外は普段と同じように動き回れるので良かったです。

着物の方用に、エアコンの温度は22度設定にしました。

参加者は子供さん12名とその親御さんで合計24名でした。

5人づつ1グループに分けて、3つのグループで体験組、見学組、待機組に分かれてのお世話でした。

私は、体験組のお茶を頂く前に配るお菓子の係補助です。今回のお菓子は干菓子でした。

香川県にある ばいこう堂さんの、「夏の彩り」を使用しました。

どれも可愛くて、いいですね。昨今、食物アレルギー問題があるので、小麦粉を使っていないお菓子ということで、干菓子は苦手な子供さんもいますが、安全面で選ばれました。

干菓子の盛り方も、彩りよく、重ねて良いとのことで、工夫しました。1人2コづつですが、最後の人は残り物になってしまうので、人数よりも少し多めに盛ることにしました。

最初に親御さんが点てた物をお子さんがいただき、次にお子さんが点てたものを親御さんがいただくという体験をされました。

お菓子をお盆に載せて運ぶ小学生の横に一緒についていって、挨拶の仕方やタイミングを教える補助をしました。

低学年のお子さんだと、なかなか「お下げします」なんて普段言わないだろうし、大丈夫かな?と思ってついて行きましたが、高学年のお子さんになると、初回だけ付き添い、2回目は一人で大丈夫そうなので、見守ることにしました。

また、最初に私達も干菓子をいただいて、お茶を点てる練習をしたのですが、今回は裏千家でしたので、お茶の水面に細かい泡が沢山ふっくらと残るように泡立てるというのが難しかったです。

特に、あまり温度の低いお湯だと、上手に泡が立ちませんでした。

事前テストで、小学生がお茶碗を持って運びやすいように、最初はお湯の温度を下げてテストしたのですが、泡立てるのに時間がかかるし、高温でも良いことが判りました。

また大人用は、お抹茶の量を一勺半、子供用は一勺で調整しました。

表千家の先生は、裏千家との細かい違いに沢山気がつかれ、大変勉強に成られたとのことでした。

小さな兄弟の中には、お母さんにべったりで離れないなか、お姉ちゃんの姿をじっと見ている子供さんや、飽きちゃって、脱いだ靴下をぽんぽん投げるお子さんなどもいて、楽しかったです^^

また、お菓子を頂くときに、右手を使ってお菓子を取る間、左手でお盆の縁を押さえるというのが小学生にはなじみが無いようで、指導が入っていました。美しい所作は日頃からですねー。

お母さんだけでなく、お父さんの参加もあって、なかなか盛り上がりました。

最高気温31度越えの暑い1日でしたが、とても良い1日でした。

茶花用に、お庭の草花を用意してくださったかた、掛け軸代わりに色紙を準備してくださった先生、季節のカニの蓋置き、特別な賞を受賞されたときに頂いた輪島塗の菓子置きなど、心づくし満載の会でした。

疲れたけどとっても楽しかったです!

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