ドクダミ茶を飲む

6/23(水)母から電話。手術のことを聞かれる、あ、父が話してしまったようだと思い、どこまで聞いているの?と聞きながら、一通り経緯を話した。

あとで6/26父から電話があったときに、「ママから電話があったから、手術のこと話しちゃった」とのこと。そうか、父から電話したわけではないのか、それなら仕方がない。父は「もう抜糸はしたの?」とか言うので、「縫ってないよ」と伝えたら、「あらそう、縫ったのかと思ってた」とのこと。それは母と話したときに、そういう話しが出たのだろう。母も同じ事を聞いていたから。

そんなわけで、母には驚かせないように、ZOOMか会ったときに、顔を見ながら話そうと思っていた計画が流れた。

でも、電話口で驚いて泣くという経緯は今回なく、さらっと経緯を話すことが出来て良かった。母は驚かないから大丈夫と言っていたが、高血圧ということもあり、とにかく心配性なので、勝手に悪く考える事が無いように、丁寧に伝えた。

人という物はどうしても自分の思い込みがあって、素直に現実を受け止められない事があると思う。だから、話しという物は、伝言ゲームのようになってしまうのだ。

母は私が手術をしたと聞いて、真っ先に乳がんを疑ったこと、なぜなら、父方の祖母が高齢で乳がんになった事があり、その妹は40代で亡くなっていること、などだそうだ。

おばあちゃんの時は、私も手術の前に親戚中がバタバタしたのを覚えている。80代の手術で、もし何かあったらと代わる代わる遺言をうけたからだ。結局、手術は大成功で、その後10年以上生き、天寿を全うした。

とにかく明日のことだって分からないのに、取り越し苦労をしてもしょうが無いけれど、そういうことがあったという事は知っておこうと思って聞くことにしている。

人は聞きたいことしか心に残らない。いいとか、悪いとかではなく、そういうところがある。そうやって脳に整理されていくんだな。

母も父も最後は「ドクダミ茶」の効能を話してくれた。小学生の頃、おばあちゃんそれ何?と聞いたら「コーヒーだよ」と言われて飲んだのが最初のドクダミ茶の味だ。コーヒー色だけど、「なにこれー」と抗議したのを覚えている。祖母の家に生えていたドクダミでつくるお茶とは違って、市販の飲みやすいお茶だけれど、時々飲むことにした。

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