少しずらした懐紙の間に厚紙を挟んで置いたお菓子。西王母(せいおうぼ)
2017/3/5(日)
立礼式(りゅうれいしき)〜椅子席でお楽しみいただけます〜
一席の定員20名 所要時間40分
一席目 11:00
二席目 12:00
三席目 14:30
四席目 15:30
昨年は一参加者でしたが、今回はお運び役4名のうちの1人として参加させていただきました。
事前の連絡でO様よりお電話にて詳細を伺います。
9:30会場集合
お弁当は持参する件
三席から四席に増えた件
洋装の場合、スーツかワンピース。
当日は指輪、ネックレス、イヤリングは外す。
服についても金具のボタンは避ける。
足元は普通のストッキング、タイツはダメ
白いソックスを用意
ふくさを挟む時の物については、用意があるので気にしなくて良い
とのことでした。
当日を迎えるまで、どんなことをするのか詳細を知らされていないため、不安がありましたが、できる限りの準備をしました。
高校の授業で習ったのは何流だったかなど改めて調べ、記憶を蘇らせますが、覚えているのは失敗ばかり^^;
さて、当日は色々ありましたが、とても良いお茶会となりました。
緊張のあまり、最初はお客様へのお声がけも蚊の鳴くような声でしたが、何度も繰り返すうちに、一呼吸置いて動くことができました。
お菓子のお運び、お薄のお運び、お茶碗の下げは、結構慌ただしいものですね。
三席目の始まる少し前にK先輩から、「ayakoちゃん、写真撮るの好きだよね」「集合写真の撮影係がこの回だけ来れないらしいので、このカメラで撮って欲しいんだけど」
とお願いされ、急遽写真撮影係まで任されました^^;
中央のお雛様、活けてあるお花、右上のお軸の周りに集う4、5名の集合写真を次から次と撮影させていただきました。
そして、最後の四席目で私と一緒にお運びをしたSさんの二人もお菓子とお薄をいただくことができました。接客する立場から、お客さんになり、ゆったりといただくことができました。
とてもいい経験ができました。お茶もお菓子も美味しかった〜
メモ
お運びのふくさは、係ですよという印なので、左側に差し込むだけで使わない。
お菓子を出すタイミングについて
お菓子について西王母(せいおうぼ)という名前の主菓子。
お盆の持ち方について、帰りも両手で持ち上げたまま持って帰ってくること。
お茶碗の持ち方について
正面を自分の方にして持っていく、古帛紗(こぶくさ)のわさ(輪)を右に
左手の上に古帛紗をひいて、お茶碗を親指と人差し指でしっかりホールドして運ぶ
右手で時計回りに2回、持ち上げて回し、絵柄がお客様の正面にくるようにして片手で渡す(古帛紗の上を引きずらない)
お茶碗の持ち方、見方、棗の見方、扱い方
畳の縁を踏まない歩き方
午前中のお花はフキノトウ、寒芍薬(クリスマスローズ)、紫陽花の新芽がついた枝
お茶席のお花は各自のお庭で育てられたもの
お着物について、後染めの紬はお茶席に着ても良い
帯留めについて、お茶碗を傷つけるものはダメ
ロイヤルコペンハーゲンの水指
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