楽しい休日の過ごし方(トランジットコンパクトとの出会い)

2003年7月、折りたたみ自転車の本を買った。「折りたたみ自転車&小径スポーツの本vol.2」と「折りたたみ自転車スモールバイクを楽しむ!」である。

この雑誌の中で、はじめて「自転車は袋に入れれば電車に持ち込める」(輪行ーりんこうー)というシステムがあることを知り、私にとって非常に興味深い記事であった。そう言われれば、確かに最近では六本木ヒルズのエレベーターで自転車を持ち込んでいる人を見かけたり、汐留でも構内は自転車の姿が多く、その方がはるかに効率の良さそうな感じがした。どうせ買うなら折り畳みにして遊びに行くときに持っていこう!くらいの感覚での購入となった。

2003年7月20日、和田サイクルでTRANSIT-compact(トランジットコンパクト)を購入
「瞬時の折りたたみと、折りたたんだ状態での移動が可能。そのうえ、収納に場所をとらないコンパクトなカーバイシクル。12.5インチで重量12.9kg。カラーはサンレッド、ダークシルバー、アクティブスカイ、イエロー。価格は3万9800円。」(折りたたみ自転車&スモールバイクを楽しむ!より)

折りたたみ自転車って結構高いんだなー。でも、好奇心が勝って、買うことに決めた。

早速、トランジットコンパクトという折りたたみ自転車を買おうと決めたのは良かったが、渋谷で探してみてもプジョーとか有名ブランドしか置いていないこともあり、どうせ買うならちゃんと見て触れて試せるところで買おうと決意、雑誌に載っている中で家からなるべく近い都内のお店を探したところ、和田サイクルさんがあった。
念のため在庫を事前に電話したところ、「今ならカタログに無い色もあるよ」という事で早速ここに伺う事に決めた。

開店時間は午後1時から、とのことだったが、西荻窪の駅からてくてく歩いて、開店の30分前に着き店長さんを探したが、すでにお客さんが来ていて忙しそうだった。

そしてアイボリーと黒を見せて貰い、速攻黒に決定。(本当は赤にしようと思っていたのだが売り切れていたということもあり、即断)ただこの日は自転車以外の費用を見積もっていなかった。

早速持ち帰らなければならないため輪行用の袋、夜間走行用のライト、鍵などを購入した。当初本体だけあればいいと考えていたため、予算をあまり持ち合わせていなかった私は店長の和田さんにありのままに相談したところ、かなり値引きしていただいた(嬉)。また輪行の仕方をお店の前で教えていただき、ワクワクしながら荻窪駅へ向かった。駅前で習ったばかりの輪行をし、ちょっと興奮気味に階段を持ち上げて電車に乗った。

この日はJRの巣鴨駅まで移動し、そこから板橋の自宅まで初自走。まるで中学生の時以来味わっていなかったワクワクと心地よい疲れを感じながら自転車の楽しさに目覚めた。

2003年7月の下旬にもっとトランジットコンパクト(通称トラコン)の事を知っている人がいたらいいなー、いろいろ聞いてみたいなー!と思い、ヤフーの自転車メーリングリストに登録した。そこでいろいろとやりとりをしている内に、naruさんに出会い。初めての自転車オフ会のお誘いを受けたのだった。

2003年8月3日(日)運命の日がやってきた。
当日は小平から川沿いを走り朝霞水門(あさかすいもん)までというルートだった。これがいったいどのくらいの距離なのか、私にはさっぱり判っていなかったのである(怖)でも、休憩も沢山とっていただけるということで、安心してついていった。このときに集まったかたは6名私を含め7名で出発した。

楽しい休日の過ごし方(2)
2004-03-26 23:53:12
2022年10月2日 加筆

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