父、救急車を呼ぶ

10/28(金)母から仕事中に私の携帯へ着信があり(15:33)、仕事もいろいろと詰まっていたので、出れずにいたら、今度は会社にかかってきて、「パパさんが大変だよ、救急車呼んであげて」との連絡。

15:37
いったいどういうこと?と思い、父へ電話してみたところ、「昨日から頭が痛いんだよ」との事、確かに声もお疲れだったので「とりあえず、救急車で病院へ行って検査してもらおうよ、原因が分かれば安心するから」と、話すと「車でも行けそうだけど」というので「それはやめて、途中で万が一意識が飛んだりしたら怖いから」と止めて、電話はできる、というので自分で救急車を呼んでもらうことにしました。

17:14
その後、今度は救急隊員の方から、携帯へ連絡があり、A病院へ搬送したところ、「昨日重いものを持ち上げた時に、急に痛くなったこと」「吐き気があること」「A病院での診察でくも膜下出血の疑いがあり、出血が確認されたこと」「手術は必要だと思われるので、対応できる病院へ転院搬送する予定」である旨の連絡をうけました。

17:29
救急の方から再度連絡があり、「手術ができるB病院へ移送します」とのこと。病院の場所が決まったので、仕事は残して急いで向かうことにしました。

18:20
再び救急の方から、無事B病院へ到着し、引き継ぎが完了しました。との報告を受けました。あわせて、最初のA病院では支払いがまだですので、お時間あるときに、お願いします。とのご連絡。電車の中で小さくなりながら受け答えをしました。

渋谷からその病院までは小一時間かかりそう。表参道から乗り換えようと思っていたところ、あちこちへ対応メールを書いていたらうっかり乗り過ごしてしまい、仕方なく大手町駅から乗り換えることにしました。落ち着こうよ。

病院は最寄り駅から3分で、駅前の人に道を聞いたらすぐに辿り着くことができました。

救急対応の窓口で待っていると、ちょうどストレッチャーに乗った人がきたので、覗いてみたらそれが父でした。「パパ」と声をかけると、左手で「来てくれたの」と答えてくれました。少し喋ったりできるのかな?と思いながら、父はそのまま連れて行かれてしまい、私は先生からの説明を待つことにしました。

しばらくして、父の担当の先生から呼ばれ、丁寧な説明を聞くことができました。きっと初めて聞く言葉もあるだろうと、許可をもらって、音声も録音させていただきました。これはあとで家族みんなでシェアすることができ、大変役立ちました。

説明を聞き、早急に手術をすることになり、早速翌日の10/29土曜日お昼ごろに決まりました。
看護師さんから、父に会えるのは少しだけで、以後は会えなくなる説明を聞き、ほんの少し父の話を聞くことができました。

父は数日で退院できると思っていたのか、私が「手術のあとは2週間入院なんだってね、面会もできないいんだって、何かある?」と聞くと、父は「ええっ(そんなにかかるの)」と驚いた様子でした。

そして、「それなら1件受けている仕事があるんだけど、、、」というので、仕事仲間である叔父に相談することになりました。ただ、今日はもう遅いし、入院して手術だなんて話したら、叔父の方がびっくりするかもしれないと思ったのか「明日でいいよ」とのことで、翌朝叔父には話をすることにしました。

手術後はICUで2週間お世話になることが決まり、「手術頑張ってね」と言うと、「大したことないさ」と言って父は手術の準備に入りました。今まで怪我はあっても、大きな病気は初めてできっと不安だろうなぁ。

私たちは夜8時過ぎまで、入れ替わり看護師さんたちと打ち合わせして、ようやく病院での1日が終わりました。その後帰宅するまで1時間ほどかかりましたが、駅から近い病院で良かったです。

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